先月5歳の誕生日を迎えた我が家の長男 創一は、
誕生日に欲しがっていた
ゾイドワイルドZEROのライジングライガーの玩具に大喜びでした。
しかし私は、それよりも前に
LaQ(ラキュー)という知育ブロックを早々購入していました。
最初はライガーの玩具に魅了されていた創一も、
いつしか父 そら太郎までもがLaQの虜になりました!
そのLaQをプレゼントしてから、上達するまでの約1ヶ月を今回は追っていきます。
Contents
プレゼント
反応は?
創一が欲しがっていたゾイドワイルドZEROのライジングライガーの玩具は祖父母から、
そしてLaQセットは両親からということにして、
誕生日にプレゼントすることになりました。
ライガーとLaQのプレゼント袋2つあるうちに
そら太郎が渡したのは
なんとライガーの方だけでした!!!!!!!
まず最初に欲しがっていたライガーの玩具をプレゼントしたことによって、
創一はもちろん相当喜んでおり、
完全に出る幕を失ったLaQ…。
「もうクリスマスプレゼントでいいんじゃない?」
と、そら太郎に耳打ちされながらも、
「いや、あの…せっかく誕生日プレゼントに準備していたんだけれど…。
(本も追加パーツも収納ケースも買って用意周到だよ!)」
という複雑な気分で時を待ちました。
夜、お風呂から上がった後に
創一のほうから「ねぇねぇ、お父さんお母さんからのプレゼントは何?!」
と心待ちにしていたように言われてやっと登場!

「わぁあぁあ♪」
と、これも喜んでくれましたが、
開封しようとしたところ
そら太郎に「もう寝る時間だから。明日にしたら?」と促されて
結局当日は眺めて終了しました。
プレゼントを渡すときにはきちんと「おめでとう」と言って渡したかった。
それなのに父そら太郎は
お土産を買ってきたときのように、ただ「はい」と手渡していたことにも
不満感が募りました。
事前打ち合わせをしていないのも悪いのかもしれませんが
完全に演出失敗でLaQのプレゼント渡しとなりました。
初めて作ってみる
翌日になり、私と創一でLaQを開封しました。
たくさんある本の中から
「これ作りたい!」「これがいい!」と
目移りばかりする創一でした。
しかしどれも上級者向けのような簡単なものではなく
明らかに制作に時間を要しそうなばかり…。
そして早速難しそうなものを選んで
本を見ながら作り始めました。
…が、やはり途中で挫折しました。
そしてまた別の作品を見つけては
作り初め、途中で辞めて、また別のものを…
エンドレス!!!!!!
平面からがやっぱり易しい
見かねた私は、苦手な昆虫の本を手に取り
「これなら作れるんじゃない?」
と平面モデルの作り方ページを見つけて見せました。
しかも最初は10ピースにも満たないので
簡単なパズルゲームのような感覚です。
色と形と向きを気を付けたらあっという間に完成♪

創一も「虫のほうがすっきり気に入った♪」
と言っていました。
「すっきり」じゃなくて「すっかり」の間違いだよなぁと
心の中で思いながら
笑顔で「うんうん♪よかったね!」と声掛けしました。
自分で何かを作れたことがやはり嬉しかったようで
そら太郎にも見せていました。
行き詰ったときに救世主現る
LaQを少し手にしてみたものの、
心待ちにしていたライガーの玩具のほうで遊ぶことのほうが
最初はやはり多かったです。
しかもライガーには別売りの武器が売ってあるらしく、
「ねぇねぇ、ライガーの武器買おうよ~」とおねだり攻撃です。
創一に言わるたびに
「LaQで作ったらいいじゃん!LaQなら何でも作れるんだよ?」と私が言ってみるものの、
「えぇぇ~、僕(作り方が)わからなぁぁい…」と返される始末です。
「うん…お母さんも分からないよ、困ったな…。」
”LaQ開花”は失敗か…と、困っているところに、
子どもと全力で遊んでくれる父 そら太郎が登場です。
「それでさ、コレ(LaQ)なに?」と言いながら
本や組立説明書の図をパラパラ見ているところに
「ねぇ!お父さん!コレ作って~~~」と創一が見せてきたのは
ロボットでした。
そら太郎も、もちろん初めてでしたが
図を見ながらどんどん作り上げていきました。

ビルドアップロボという既存モデルに
更にバズーカが付いたものを創作していました!
青い羽と白のしっぽのようなものは
創一が後から自分で作って付けました。
恐らくこのロボットを作るのにかかった時間は
1時間くらいだったかと思います。
ビルドアップロボができたことにより、
創一はライガーと戦わせて遊んで気に入っていました。
ゾイドワイルドの世界をつくる(父 そら太郎)
スナイプテラ
創一がそら太郎に「作って!」と言えばすぐにLaQで作ってくれました。
ロボットを作ってくれた次は…
なんと大好きなゾイド(アニメ ゾイドワイルドZERO)に出てくる
【スナイプテラ】というゾイドを作るように懇願していました。
LaQでゾイドの作り方なんてどこにもありません。
そら太郎はタブレット画面にゾイド(スナイプテラ)の画像を出して
「こうかな~?」と考えながら作っていました。
そして2.3時間後に完成!!!!

裏返すとこのような感じになっていました。
↓

こだわった部分は口の中の狙撃銃(スナイパーライフル)だそうです。

純粋に「すごいな~」と感心したので、
そら太郎をほめる意味で
「すごいね~!ロボット1回作っただけでもう作り方わかっちゃうの?」と
私は口にしました。
すると、そら太郎からすかさず
「違うっ!わかるんじゃない!
考えるんだ!!!!!!!」と即答されました。
そうか…【考える】んだよね。
コツやテクニックを1回で身に着けたわけではなく、
考えながら作ることによって出来上がっていったんだ…!
現代の子どもたちに必要な【思考力】を養うことができる知育ブロックLaQは
奥が深いんだな…と、このとき気づきました。
ラプトリア
ゾイドの【スナイプテラ】が完成すると
次は【ラプトリア】を作るように創一からねだられていました。
またそら太郎は同じようにタブレット画面をにらめっこしながら
考えて作り始めました。
しばらくして全体像が見えてきました。

その後、好奇心旺盛の潤次にあっけなく壊され…
次は本でティラノサウルスの作り方を参考にして作り直していました。

そして第二弾ラプトリアができました。

これでもなかなかいいと思うのですが
より【ラプトリア】らしさを追求して青色を増やしていました。
最終形ラプトリアはこちら↓

ライジングライガー
そして次なるものは、
玩具でも買ってもらった【ライジングライガー】をLaQで作ることに挑戦!
どうやら、本を眺めているとライオンが出てきたようで
「これ、ライガーみたいだよね」という話になり、
そこから作る羽目になったようです。
しかし、載っているのは完成形のライオン写真のみで、
詳しい作り方はわかりません。
けれども
見たものをそのまま再現することに成功してきたそら太郎は
これまた本とにらめっこしながら「あーでもない、こーでもない」を繰り返して…
できました!!!!

これで完成かと思っていたら
「まだ武器が付いていない」と放つそら太郎でした。
そして改良を重ねて
武器が付きましたー!!!!!


しかし、武器の再現性がイマイチだったのか
またまた改良を重ねて
できましたー!!!!!

黒いツマミを前に押し出す仕様に変えたようです。


くるりと回転もします。

もちろん3人乗りです(笑)

しっぽを紛失しているのはライガーの玩具と同じです。


本家(ライガー)と並べてみても
なかなか見劣りしない完成度です!

ここまで、そら太郎があらゆるものをLaQで作ってきて
「あぁぁ~、仕事より頭使うわ~(笑)」と言っていました。
冗談っぽく言っていましたが、たしかにLaQは
色や形や完成形を考えて、集中もするし、
もちろん手も使うので、
そりゃ疲れますよね。
それでも「これ楽しいね!ハマる!」と、
そら太郎はLaQの虜になっていました。
5歳 創一が作るもの
一方、創一が作るLaQはというと…
短期間で上達しましたよ!
最初は平面でしたが、すぐに立体を作るようになりました。
初めて作った立体作品は【レーシングカー】です。

お手本を見ながら作ったようですが、どこか重装備バージョンですね。
そら太郎がどんどん作っていく姿に触発されて
横で黙々と作っていました。

カマキリ青色バージョンにクリスタルパーツが付いて豪華仕様です。
それからどんどん作りたいものを
何時間もかけて作ったりするようになりました。

お花(上の写真の右下)を作ったあたりから
組立図通りに作ることができるようになってきました。
作りながら「LaQって楽しいね~」という声も聞こえてきましたよ★

そら太郎がyoutubeでLaQの作り方を検索していた時に見つけた
仮面ライダー ゼロワンのモデルも作りました。
自分で一時停止しながら創一がひとりで作り上げたことに驚きました。

いつの間にか、
【作りたいものを粘り強く作ろうとする姿】がよく見られるようになりました。

その姿は、父 そら太郎にもよく似ていると感じられました。

最初は完成形とどこか違う作品だったりしたのが、
やがて同じ作品に作り上げることができるようになりました。
そして最近は、かなりの集中力を使い、
時間をかけて作っていたものがありました。

本に載っていたバニーズキッチンを創一がひとりで作りました!

写真には載っていませんが、これとセットのウサギさんも作ってあります。
これ、本当にかわいくてミニチュアおままごととして遊べます♪
LaQコンテスト
LaQで未発表のオリジナル作品の応募ができる
コンテストも開催されています。
- LaQ芸術祭(通称「LAF」(LaQ ART FESTIVAL)) 初心者からファンまで誰でも応募できるLaQユーザーのためのコンテスト
- LaQ殿堂 限られたユーザーだけが参加できる「LaQ芸術祭」の新たなステージ
- LaQ名人戦 LaQ殿堂の中から年間王者「名人」を決定
とステージがあります。
LaQ芸術祭
LaQ芸術祭は誰でも応募ができ、
- ジュニア部門(対象12歳以下)
- 一般部門(対象13歳以上)
に分かれています。
LaQ殿堂
LaQ殿堂は更なる上のステージです!
LaQ殿堂とは?
LaQ殿堂とは「グランドチャンピオン」または 12回以上「月間優秀賞」を獲得されたユーザー様だけがご参加いただける「LaQ芸術祭」の新たなステージです。
殿堂入りユーザーの方々を「達人」と敬称させていただきます。
2020年以降はLAFポイントを12ポイント以上獲得したユーザーが登録されます。(LaQ芸術祭 応募要項より引用)
我が家はまだ応募をしたことがないため、
LAFポイントを12ポイント以上獲得する必要があります。
芸術祭や不定期で開催されるコンテストで受賞するとLAFポイントが加算されます。
LaQ名人戦
LaQを極めた達人たちの新たなステージ!
「達人」の中から「名人」が決定される名人戦もあります。
LaQ名人戦とは
LaQを極めた「達人」によるコンテスト。
1年を前期・後期に分けて名人戦を開催し、それぞれの「名人」を決定します。(公式サイトより引用)
あとで気づきましたが
最初にそら太郎が作ったビルドアップロボ(アレックス)も
名人が作ったモデルを商品化したものらしいです!
目指すは名人?!
LaQをプレゼントした最初は
少し作っては諦めて、を繰り返していました。
しかし、
粘り強く取り組むようになり、
1ヶ月足らずでかなり上達しました。
色、形をよく見て
同じように作り上げることはできるようになってきました。

今、創一はLaQの作り方の本を見ながら既存モデルを真似て作っています。

その後、少しずつ拡張したりしてカスタマイズする傾向があります。
そのうち自分で作りたいものを考えて、
試行錯誤しながらオリジナル作品が作れるようになれば、
まずは【LaQ芸術祭】から応募できたらいいなあと
母かしこは目論んでいます…♪
それは特典や賞金を目当てとしてではなく、
自分が作ったものを誰かに認められ、
評価されるということを
好きなものを通して体験してほしいからです。
見たもの・考えたものは何でも作れるように
マスターできるようになれば名人も夢ではないかもしれません。
とは言え、LaQにハマっているのが一時的なのかもしれませんし、
3ヶ月後、6ヶ月後には見向きもしていない可能性もあります。
もちろん、完全に興味が無くなっても問題ありません。
知育取り組みでも遊びでも、
【結果】ではなく、その【過程】を大事にして
今後も伸ばせるように大切にしてあげたいです。
「LaQがあれば何でも作れちゃう!」というのは本当ですね。
作れるものが無限大のLaQ、
プレゼントに選んで本当に良かったです!